2012年11月23日金曜日

天の計らい

私の師でもあり、旅行などもご一緒させていただいている方が、
先日まで来日していたマザー・ポーシャにパパさんの画集をプレゼントしてくださり、
受け取ったマザー・ポーシャが「私はこの絵を描いた人に会わなければいけない」
と興奮気味に話していると連絡があり、
急遽マザー・ポーシャの宿泊しているホテルで、パパさんと私とシャスタに一緒に旅行をした友人達と
お会いすることになった。

パパさんと私はマザー・ポーシャの事を知らなかったので、
お会いする前に予備知識をと、調べたもののそんなに情報はなく
写真も仙人のようなちょっと浮き世離れしている写真(ごめんなさい)だけだった。

お会いしてみたら、とってもナチュラルで気さくでチャーミングな方だった。

マザー・ポーシャと過ごした時間は、私のつたない言葉をいくら並べても表現できないくらい
愛にあふれていて満ち足りていた。
そして私はいつしか皆と一緒に時間や空間を越えてシャスタへ旅していた。


パパさんの絵に関しては、全て(神)が内在しているシャスタそのものであり、
神そのものであると、身に余るお言葉をたくさんいただき
思わず私までもらい泣きしてしまった。

一緒にお食事もすることになり、たくさんのアドバイスもいただくことができた。

来年の再会を約束し、お別れのハグをした時、
「これでいいんだ、何も恐れることはない…」と
折れそうになっていた心が癒されていくのを感じた。
何分間か沈黙の中でマザー・ポーシャと見つめ合っていたとき
身体の中をあたたかいもので満たされていくのを感じた。

マザー・ポーシャは本当にピュアーでナチュラルな人。
特別な言葉も発せず、何も特別なことをするでもなく
私は癒されたのでした。

私もただそこにいるだけで癒すことのできる人になりたいと思った。


パパさんが絵を描くことは、神からのメッセージであることと、
本人が自覚があろうとなかろうとシャンバラを知っているからこの絵を描くことができ、
それを本人に確信させる為に私は伝えなくてはいけないと、
ハードスケジュールの中の貴重なオフの時間をさいてくださったマザー・ポーシャにほんとに感謝です。

そしてこのご縁を繋いでくださった師と、
この特別な時間を一緒に過ごしてくれた友人達にも感謝です。

そしてこんな素敵な出会いをプレゼントしてくれた天の計らいに感謝。


             Taichi Akashi ARTWORKS           





2012年11月10日土曜日

ライアー

ライアーという楽器を習い始めた。

最初は美大ではなく音大を目指していたので楽器は大好き。

ストレス解消にと始めたクラシックギターもカフェを始めてからは
練習する時間もないし、しまいにレッスンに通う時間すらなくなってしまった。

カフェもやめ、今また時間に余裕ができたので
何か楽器を弾きたいなーと思っていたが、
クラシックギターは奥が深すぎていつまた挫折するか分からない。

ケルトハープのような竪琴がいいなーと
楽器に詳しい友人に相談してみたら、「ライアーがいいよ」と勧めてくれて
それから話がトントン拍子に進み、(進みすぎてびっくり!!!)
ライアーの神様といわれる先生に教えていただくことになった。

しかも、今はちょっと余裕がなくて買うことのできないライアーを
先生は「持っていきなさい」と貸して下さり、あまりにもラッキーで怖いくらいだった(笑)

それから何人かの方にも「私達からみたら雲の上の存在の先生、あなたは幸運よ。」と言われ
そんな大先生にいきなり教えていただけて光栄だが
気軽におけいこのつもりだったので気が引き締まる。


ライアーの音もシンギングボウルのように宇宙の音といわれているが
シンギングボウルとはまた全然違った音色で、とっても心が落ち着く音。

レッスンも音階からではなく、地、水、火、風のエレメントの練習から始まった。
そんなところも気に入っている。

シュタイナー教育で用いられている楽器で、
そういえばシュタイナーの保育園をやっている義姉宅で形は違うが見た事があった。

大天使ミカエルの曲というのもあるみたいで早く弾いてみたいな♡

(パパさんのスケッチブックの中にライアーの音にイメージがピッタリなのがあった)
こんな感じ。


            Taichi Akashi ART WORKS           



ウチに来てくれたライアー
                                                                                 


2012年11月6日火曜日

祝福

もう5年も前、イタリア、フランスを旅して日本に帰る飛行機の中で
「この先どうやって生きていこう…」と途方に暮れていた。

私は見えない不安と恐れに押しつぶされそうになっていた。

何も希望が持てず、ぼーっと死んだように飛行機の窓の外を見ていたら
丸い虹が場所を変え現れたり消えたりしている。

最初は精神的にまいっていて幻でも見ているのかと思っていた。
いつまでたっても消えないので一応カメラにおさめておいた。

そして先々月、バリ島に向かう時にまたこの丸い虹と遭遇した。
一緒にいた友人は「これは祝福よ」と言っていた。


たしかに私はまた今、先が見えない状況にいる。
5年前と違っているのは、いろいろ学んだおかげで
不安も恐れもなくただただ感謝の中でゆだねていられるようになった。

いつも天はこうやって見守って応援してくれているんだ、と
5年前のことを思い出し、また感謝の気持ちで一杯になった。

私達の気づかないところからでもね。


          御来迎と呼ばれる虹の輪