バリ島に行ってきました。
いろいろな事情から何度もキャンセルしようと思った今回の旅行。
でも、無理したけれど行く事ができてホントに良かった。
訪れたところはどこも、
そこかしこに精霊が宿っていることを実感させてくれる、
生命エネルギーに溢れた美しい場所でした。
旅に誘ってくれた友人に感謝です♡
旅の始まりは『聖なる泉の湧く寺』ティルタエンプル寺院。
聖峰アグン山に降った水が泉の底からこんこんと湧き出ています。
沐浴場につかり、いくつもの吹き出し口から出ている聖水を
順番に頭から浴び、身を清めます。
ちょっと入るのに勇気がいるほど水は冷たかったけど、
浴びた後は身も心も軽くなって爽快‼
沐浴場は地元の人だけで観光客はゼロ。当然か…
この日は聖水も浴び、バリボウル(チベタンシンギングボウルのバリ版)の
セッションも受けて爆睡。
次の日、ネカ美術館を訪れました。
開放的で気持ちのいい美術館。
王宮の装飾画として発展したバリ絵画。古くからの伝統的な技法で描かれています。
とりわけパパと私が魅了されたのが、バトゥアンスタイルという
遠近法を用いず画面に隙間がないほどびっしりと描かれた細密画。
観ていると目眩がしてくるほどエネルギッシュで幻想的。
不思議な世界に引き込まれます。
夜はタガス村にケチャダンスを観に行きました。
車を降りると村の子供達が松明を持って出迎えてくれました。
村人達のあたたかさが伝わってきます。観客は私達7人だけです。
観光客の為の公演のような派手さはないけれど、
総勢100人近くの村人達で繰り広げられる素朴で土着性の濃いケチャ。
火の玉が飛んで来て皆ワーワーキャーキャー大興奮。
つづく